盗聴器発見調査の調査内容を隠さず全てを報告してくれる探偵
盗聴器発見業者の選び方

盗聴器発見の手順など内容を隠さない発見業者を選びたい理由とは


ここがポイント!
  • どんな種類の機材で調査するのか事前に教えてくれる
  • 調査の大まかな流れを事前に教えてくれる
 
[その理由は?]

見積りや相談で「どんな内容の調査をしてくれますか?」と聞かれて、「それは企業秘密ですから答えられません」と何も教えてくれない業者では、あまり信用する気になれないのではないでしょうか。

よほど特殊なことでない限り、調査の手順や大まかな内容自体は機密でも何でもありませんから、公開してくれるのが普通だと思います。

少なくとも、以下の事項については隠さず情報公開してくれるのが優良な盗聴器発見業者です。

  • 簡易スキャンから詳細チェックまで、調査の大まかな手順
  • 調査に使う機材の構成(受信機の台数、基本性能など)
  • 調査機材を使い、何ができるかという大まかな機能
  • 盗撮調査も同じ料金の範囲内で可能かどうか
  • 調査全体の所要時間

テレビを電気屋で買う時に
「商品のカタログを見せてください」とお客様が言ったとして、「それはできません」と答える店からは誰もテレビを 購入しないでしょう。

それと同様に、ごく基本的な調査内容さえも隠しているようでは、不審に思われても仕方がありません。

以下に、およその調査項目を書いておきますので、依頼時の参考にしてください。

[簡易スキャン]

発見割合の統計的に多い代表的な周波数を、素早くスキャンする調査作業の効率化と、最低限の安全確保が目的。
これだけで盗聴調査を終えてしまう業者もあるので注意。

[詳細スキャン]

盗聴器発見業者によって最も内容が異なる部分。 基本的には、簡易スキャンでの周波数も含めた、存在し得る全周波数(発見実績が ない範囲までも)を詳細に調べていくことになる。最近は盗聴盗撮方法も多様化してきたので、上限周波数は3GHzくらいまであるのが理想的。
スペクトラムアナライザーや各種アンテナも使い漏らさず徹底的に調べる。

[ その後 ]

盗聴器が見付かれば警察に通報するのが基本。
依頼者の許可も得ず、勝手に自分で取り外してしまうような業者ではいけない。 なぜなら、勝手に取り外すことで指紋など犯人を特定するための証拠を消してしまう可能性があるからだ。

勝手に取り外してしまう業者の中には、自作自演のケースもあるので注意。

依頼者への詳しい説明など、アフターサービスがある場合は、 この段階になる(調査中はあまり会話しない)。


中には偽物の機材を使用する業者もいる

機材の説明をしてくれても、その機材自体が偽物というケースが最近増えています。

その最たる例が「スペクトラムアナライザー(スペアナ)」です。

スペアナは、簡単にいうと、電波の計測器です。
携帯電話や無線機器、通信機器など電子機器から発せられる電波の強さを測定できる特性から、盗聴器発見器として使用されます。

スペアナはこれまで発見できなかったデジタル盗聴波も発見できるため、盗聴器発見業者であれば持っておきたい機材の1つですが、とても高額なので保有していない業者は少なくありません(スペアナ以外にもデジタル盗聴波を感知できるものはありますが、精度が落ちます)。

そんな中で、スペアナの偽物や「スペアナもどき」と呼ばれる低性能な機材を「スペアナです」と謳って調査をする業者が出てきているのです。

スペアナ使用を謳っている業者に調査を依頼するときは、業者に使用しているスペアナのメーカーや種類を尋ねる、実際に持ってきた機材とスペアナの写真とを見比べる(ネットなどで確認できます)などの確認をしておきましょう。

もし業者がメーカーを口ごもったり、機材を見せるのを嫌がるようなときは注意が必要です。

スペアナもどきとは?

盗聴器発見調査は、もちろん業者の機材や調査方針によって、内容は大きく変わりますので、上記の調査手順が必ずしも絶対ではありません。

ですが、かなり高い料金を受け取って簡易スキャンしか行わない業者が多いのは、残念ながら事実です。
事前に調査内容を教えてくれない場合には、特に注意した方がいいかもしれません。

また、どんな機材を使っているのかについても、前もって確認をしておいた方がいいでしょう。

先ほど紹介したスペクトラムアナライザーを騙った詐欺のような行為は少なくありません。

だまされないためにも、調査当日であっても積極的に機材をチェックしてみてください。

PAGE TOP